2007.10.21 寿福の猿楽公演の写真(200枚)・ビデオが出来ました。ビデオは座が半分負担の1本1000円で販売します。ただし、準・正座員と関係者のみです。　多賀座の発展のため、ブログ・HPなどに掲載していただける座員の皆さんには、写真を数枚程度お譲りします(無料)。

また、11月中に寿福の猿楽の写真･ビデオ鑑賞会を検討しています！！！

11月11日(日)　滋賀県立大　湖風祭に出演が決定。　午前11時10分からのオープニング　　内容は決まりしだい連絡します。　　　　　　 タ

１年6ヶ月前から実行委員会をつくり準備をしてきた寿福の猿楽　　皆さんの協力のかいあって、本日　無事　上演することができました。　多賀座のいいところがいっぱいでた公演だったと思います。　15年近く活動している人と数週間前に多賀座に入った人といっしょに同じ祭りを楽しめることは、本当に貴重な団体でそのことによって今日まで活動を続けてこられたのかもしれません。書きたいことはいっぱいありますが長くなりそうなので…。　　　たまには一枚ぐらいいいですよね(おまけの写真)      寿福の猿楽の各演目ごとの写真は11月に掲載いたします。お楽しみに           　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　寿福の猿楽実行委員長･谷口

おまけ　　

『寿福の猿楽』上演に向け、近江猿楽多賀座の稽古の様子がNHK610で6時40分から8分間、生中継されました。多賀大社境内の石畳で御神楽、能舞殿では本番同様に面をつけて番の舞を4分間舞いました。生中継していいることがよい緊張感となっているのか、いつもより踊りがシャープでめりはりがきいて本番に強い多賀座を感じました。今回のNHKさんのテーマは『猿楽とは』で番の舞の構成(序･破･急)を字幕スーパーや絵を使って放送されました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　座員の皆さん、ありがとうございました。　　寿福の猿楽実行委員会 タ

『寿福の猿楽』まで一週間余りとなり多賀大社能舞殿で一回目の場当たり(リハーサル)をしました。 翁・曲技(アクロバット)･子ども鬼剣舞・龍神の舞･御神楽・王の舞・獅子舞・番の舞の順番に舞台の広さなどを確かめ、入退場のつなぎとニューバージョンの構成を確認しました。舞台上では各演目15分ぐらいしか使えないとあって集中した稽古ができ雰囲気も大変よかったです◎　　19日(二回目の場当たり)は本番のように通してリハーサルをします。 

     多賀大社の境内　着々と準備が…。

　　　　 タ　

  多賀大社　平成の大造営竣功　「奉祝大祭」　特別公演　で上演する　『寿福の猿楽』　の進行シナリオができました。表紙を含む30ページにおよぶもので演目ごとに演者･所要時間･構成図・手順(内容)が書かれています。

　また、昨日は多賀町中央公民館で19時から多賀大社能舞殿と同じ広さになるよう体育館に木(仮設の柱)をたて、子ども鬼剣舞･獅子舞･御神楽･大人鬼剣舞の稽古をしました。

　フル出演の楽隊メンバーと構成の打ち合わせをし、各パートを決め、オリジナリティーが期待できそうです 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 タ

先日、華頂短期大学の馬場まみ先生に中世(約600年前)の子どもの衣装に関する資料を…と、お願いしていましたら、中世の子どもの衣装で猿楽に関するものは大変少ないんですが…と、数枚の資料をいただきました。その中の　『延年舞』　を紹介します。

　延年舞は平安末期から室町までの間、寺院でおこなわれた遊宴歌舞で、今日ほとんどのこっていないが岩手県平泉の毛越寺のものは古風をつたえている。田楽や猿楽をおこない、また稚児に舞をまわせる。この絵はそれである。猿楽・田楽・今様などは遊僧とよばれる芸能の上手な僧がおこなう。そのほかいろいろ芸能がおこなわれたがのちにはしだいに様式が一定し、開口、つらね、いとより、風流､相乱拍手、白拍子などの演目がおこなわれた。しかし大きな寺が勢力を失うにつれてすたれていったもので、その中の風流であるとか猿楽能のようなものが独立した芸能として発達を見ることになる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　衣装 タ